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ネットで買いました!!待望の「情けないモビルスーツ」Re-GZ!!
定番の箱。 説明書っす。 ○モデル概要 U.C.0080年代後期。エゥーゴ(反地球連邦政府組織)およびAE(アナハイム・エレクトロニクス)が推進した「Zプロジェクト」によって開発されたMSZ-006 Z(ゼータ)ガンダムの設計案は、その後のMS開発全体に計り知れない恩恵をもたらした。Zガンダムの持つムーバブルフレームの基本構造は、コピーが容易な上、既存の構造とは比較にならないほどの強度を機体に持たせることができたからである。Zガンダムは、空間戦闘と重力下戦闘の双方を高いレベルでこなすほか、ノンオプションで大気圏突入が可能なTMS(トランスフォーマブル・モビルスーツ)であり、当時屈指の攻撃能力を持っていた。そのための変形機構も非常に複雑であったが、MSとWR(ウェイブライダー)双方の機能を高いレベルで併せ持つことで、ZガンダムはMSという機動兵器の稼働領域を圧倒的に拡大したのである。この機体の完成は、当時の技術者たちの常識を覆すものだった。これは、構造材の質的向上とも相まって、より高い効率の内部構造レイアウトを実現させることとなり、以後のMSのほとんどは、どこかにこの機体の開発途上で生み出された機構や構造を取り入れているといっても過言ではない。しかし、優秀な性能や戦績に反して、Zガンダムが本格的に量産されることはなかった。無論、Zプロジェクトの範疇では、航宙戦闘艇への変形に特化したものや量産型、試作型と呼ばれる機体や設計案がいくつか存在するが、運用やコストなどの側面からほとんどが量産を見送られている。唯一、エゥーゴの協力組織であるカラバがZ直系の改造機ゼータプラスを少数生産したが、本格的な量産と言える規模のものではなかった。この量産自体、エゥーゴや連邦軍とは違うスポンサーの主導によるものだったからだ。実際、ゼータプラスの武装や仕様は一機毎に異なっていたとも言われ、一機あたりのコストはお世辞にも量産型と呼べるレベルではなかった。 当時、エースパイロットの代名詞として「ゼータ乗り」という呼び名が流通したのも、ほんの数年に過ぎなかったらしい。端的に言って、Zガンダム最大の特徴である“変形”そのものがZガンダム量産の最大の障害であったと言える。そこで、“変形”プロセスを経ずに“機能”の転換を計る手法が模索された。つまり、MSからWRへの変形機構を省略し、WR形態時の機能はオプションによって代替するというものである。 RGZ-91 リ・ガズィは、ZガンダムのMS形態時の構造のコピーを設計コンセプトとしてAEが開発した試作MSである。名称は『リファイン・ガンダム・ゼータ』を意味しており、変形時の機能を集約したモジュールを装備するBWS(バック・ウェポン・システム)を装着することで、WR時の機能を代替するというものだった。この設計案そのものは、Zプロジェクトの進行時に提案されたR型と呼ばれる設計案に近く、簡易型のZガンダムとして提案されていたものだった。発想としてはGパーツやGディフェンサーに近く、変形をスポイルした暫定的な機能向上を超えるものではないと考えられていた。ただし、計画から数年を経て実際に建造されたリ・ガズィは、各部材に最新の技術やデバイスが投入された上、バイオセンサーを積載した効果もあって、スペック上はオリジナルのZガンダムに匹敵する性能を達成できた。 グリプス戦争以降に開発された、いわゆる“Z系”の機体数は決して多くはないものの、その名は高性能MSのカテゴリーとしてある程度認知されたものであった。リ・ガズィも、その系譜に連なる機体として、特にBWS装着時、いわゆるスペース・ファイター形態では、運動性および長距離巡航性、搭載火力など、高レベルの性能を発揮する。時勢的な要請があれば、即座に量産化されたであろうコストパフォーマンスを達成した。ただ、R型の設計当時は、ハマーンを首魁とする第一次ネオ・ジオン戦争終結直後であり、各コロニーに潜む「エグム」などを筆頭とするレジスタンス組織による小規模なゲリラ活動などが頻発してはいたものの、地球圏は概ね平穏で、連邦軍は次期主力MSの開発に積極的ではなかったため、遂に量産されることはなかったのである。 U.C.0092年12月22日。第二次ネオ・ジオン戦争(いわゆる「シャアの反乱」)が勃発するまで、連邦軍首脳はほとんど「有事」を想定できなかった。そのため、かつてアーガマ部隊に配備されていた既存のガンダムタイプのMSのほぼすべてが秘匿され、その保管場所さえ不明となっており、実際的にシャアの反乱に対処できる部隊は連邦軍に存在しなかった。かろうじて、かつて、ジェガンタイプの量産を敢行した連邦政府の高官であるジョン・バウアーの指示によって、外郭新興部隊ロンド・ベルが対応組織として再編成され、リ・ガズィなども配備されたのだが、第二次ネオ・ジオン戦争におけるNT(ニュータイプ)専用MSには苦戦を強いられることとなってしまったのである。その意味でリ・ガズィは、遅すぎた機体だったのかもしれない。 まー長い・・・
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